発達障害だって、頑張るもん!

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注意欠陥多動性障害(ADHD)で自閉症スペクトラムな息子を持つママ・ココです。子どもを通して学んだ発達障害児への対応、工夫、その他色々な情報をたくさんの人と共有できたらいいな、と思っています。

 

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【発達障害・薬の変更】 コンサータからエビリファイへ

ピンクの背景に色とりどりの薬の錠剤

 

こんにちは。ココです。

注意欠陥多動性障害(ADHD)で自閉症スペクトラムな息子の行動と会話から何かのヒントを綴っていく当ブログへようこそ。

 

今日は発達障害である息子が服用していた薬「コンサータ」から「エビリファイ」への変更があった頃のお話です。

 

● 変更された薬。コンサータからエビリファイへ。

 

 

半年間は効いたコンサータ

 

小学校低学年から息子が服用し始めたコンサータ。これはADHDの症状を改善するお薬でしたが、当時の息子には効果てきめんでした。

授業中5分たりとも座っていられなかった息子が授業中にノートを書き、挙手をして発言し、同じように多動で立ち歩いていた子をたしなめるほどに落ち着きを取り戻していました。

 

「集中したい」と思っている自分の意志に反して頭の中に激流のように流れ込んでくるお友達の声、廊下を走る子達の足音。窓の外の車の音、音楽室から漏れる楽器の音。様々な掲示物の文字、色、写真。時計の針の動き、給食室から漂う美味しそうな匂い…。

 

それらに敏感に反応してしまう視覚・聴覚・嗅覚などを穏やかに抑制し、「自分が集中したい、ということに焦点を絞れる」ことを助けてくれるコンサータに、粉々だった自尊心を修復していけた息子でした。

 

しかしながら半年後には薬の効果がだんだん薄れてきました。そして始まった自傷行為…。

 

coco-disorder.com

 

coco-disorder.com

 

その自傷行為が激しくなってきた数週間後に専門医の受診予約日がきました。

私は息子に「自分の首を絞める」という行為が出てきて、しかも酷くなっていってる、ということをお医者さんに伝えました。

 

薬の変更・コンサータからエビリファイへ

 

息子は自傷が始まる1ヶ月位前から徐々に集中力の波が出て来ているな、という感じが見てとれていました

 

午前中は大丈夫だけど、午後からは髪ばかりいじって何もしなかった、とか。1、2校時は良かったけど3、4校時がダメで、また5時間目から集中できた、とか。

 

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鬼退治も集中力がないとできないね。

 

コンサータを初めて服用した時には朝から夕方宿題を終えるまで、素晴らしい集中力をみせていた息子。

ですが半年を過ぎたこの頃から、集中力にばらつきが出始めていたのです。

 

担任の先生と、体調が悪いのかな?そんな日もあるのかな?なんて話していた矢先の自傷行為でした。

 

お医者さんは暫し無言になり、「そうかあ…。じゃあね、薬を変えてみるね」

そうやって処方されたのがエビリファイでした。

 

「人形のようになってしまった」息子

 

初めてのエビリファイは1㎎。次の日からこの薬の服用は始まりました。

 

さて、薬が変わったことを担任の先生へ伝えて登校したその日。どんな状態だったかを聞くために放課後学校へ行きました。

 

今日はどうでしたか?と聞く私に、担任の先生は「何かね、まるで人形のようでした…。話しかけても目がうつろ、というか…焦点が全く合わないんです。力が抜けて、だらんとして…。何にも聞こえてないし、見えていないような感じでした」

 

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その「人形のような」状態は家でも同じでした。

ボーッとしているというよりは、本当に人形のようなんです。目が空を漂い、魂が抜けちゃったような。ちょっと不気味な感じもしました。

 

話は息子から逸れますが、以前、とても明るい人だったのに仕事のストレスで一時期心が折れてしまったという旦那さんのお友達と旅行をしたことがありました。

 

冬だったのでストーブのまわりを椅子で囲んでお喋りをしていましたが、彼は薬を服用すると殆ど喋らなくなりました。話しかけると返答はするのですが、それだけ。

彼曰く、頭の中にフィルターがかかったようにぼんやりして、何の感情も湧いてこないのだそうです。

 

彼は、訳もなく常に苛立って周りに当たってしまうのが辛くて薬を飲み始めたそうなのですが、薬を飲むと怒りがわかない代わりに、楽しいとか嬉しいというようなポジティブな気持ちも湧いてこないのだそうです。

 

私は空虚な息子の目を見て、そのお友達を思い出しました。

 

ADHDだけではないかもしれない…

 

エビリファイは抗精神病薬という分類に入ります。「精神病薬」と聞いただけで、ぐらっとしますよね。

私も改めてこの分類を見た時には、胸を圧迫されるようなショックを受けたことを今でも覚えています。知識として知っているのと、実際に自分の子どもが処方される、ということに、感情が追い付いていない状態ですね。

 

この薬は主に統合失調症やうつ病、双極性障害などの患者さんに処方される薬です。2016年からは小児期限定で自閉症スペクトラムの易刺激性に適応が認められるようになりました。

 

当時は発達障害の中の一つ、注意欠陥多動性障害(ADHD)という診断で服用していたコンサータ。それがエビリファイに変更になったということは、息子はADHDだけではなく、自閉症スペクトラムも併発しているかもしれない、ということになります。

 

まとめ

 

さてこのエビリファイ。実は息子には全くの逆効果でした。

暴言と自傷行為を落ち着けるための処方でしたが、まさに階段をかけのぼるように事態は急激にエスカレートしていったのです。

 

長くなりましたので、エビリファイのお話は次に続きます。

薬の効果や副作用は個人差がとても大きいので一概には言えませんが、事例のひとつとして参考にしていただけたら、と思って記事にしてみました。

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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