発達障害だって、頑張るもん!

発達障害児のママ・ココのリアル育児!

脳波検査って??

こんにちは!ココです。

来ていただいて、ありがとうございます。

 

今回は、実際に脳波検査をしたときのお話です。

 

● 脳波検査でわかること

 

さて。いよいよ脳波検査の日がやってきました。

脳波検査の所要時間は約1時間半なのだそうですが、睡眠導入剤を使用するというので、そのあとは疲れるだろうな、と思い、その日は学校を欠席して病院へ行きました。

 

病院へ着くと、まず睡眠導入剤を渡されます。これは、完全に寝入った状態の脳波を調べるためです。

初めての睡眠導入剤の服用に親としては多少不安がありましたが、検査に必要なら仕方ありません。 息子は2年生になったばかりの頃だったので、睡眠導入剤と言われても何だかよく分からずに、言われた通り素直に飲んでいました。

 

低学年での検査は、こんな時助かりますね。高学年からは多少知識が入ってくるので、素直に通院や検査までいくのは大変なこともあるそうです。

 

さて、薬を飲んでトイレに行ったあとは、脳波検査室へと移動します。

お部屋が暗くなるからね、ママはすぐ向かいのこの椅子に座っているからね、などという検査技師さんからのお話が終わると、息子はベッドに横になり、電極を頭部につけられました。

 

電極はクリームみたいなものを塗ってからつけられますが、20本くらいあるので、あまり快くはつけさせてくれません。何をされているのか分からないから不安もあるのでしょうね。

検査技師さんは鏡を息子に持たせて、「ここについてるよ。このペタペタは後でちゃんと拭くから大丈夫だよ。痛くも何ともないからね」と説明しながらつけてくれました。

子供であっても、ある程度説明があって、きちんと自分の目で確認できると納得するようです。私はその間ずっと息子の手を握っていました。

 

電極をつけ終わると、検査技師さんと私は隣の部屋へ移動します。

検査技師さんは、隣の部屋からマイクで深呼吸をするよう指示したりします。息子は、始めきょろきょろ頭を動かして様子を伺ったり、目をつぶって、と言われてもパチパチまばたきしてみたり、なかなか指示通り動かなかったのですが、何度も深呼吸を指示されているうちに睡眠導入剤が効いてきたようで、すぐに深い睡眠に入りました。

 

 

検査技師さんは、深い睡眠の様子を見たり、光を点滅させるフラッシュのようなものをつけたり(光刺激)、手をパン!と叩いた時の脳波を見たり(音刺激)していました。

 

私は脳波検査の間、部屋の中に貼られてある脳波についての説明ポスターを読んでいました。それによると、脳は活動すると微弱な電流が流れるそうです。その電気的な変化を電極でとらえて波形で記録し、脳の働きを調べるのが脳波検査なのだそうです。

 

脳波は周波数により分類されます。よくリラクゼーションで「アルファー波」なんて言葉を聞きますよね。目を閉じてリラックスしているときには緩やかな波のα波、目を開けた時や計算している時などはβ波という速い波として脳波は記録されます。

深呼吸や点滅フラッシュでの光刺激、拍手などの音刺激により誘発される突発的な波がないかも調べるそうです。

この検査によって、てんかんや脳障害などを診断するのだそうです。

 

検査も無事終わり、睡眠導入剤のせいでぼんやりしている息子の手を引いて、いつものカウンセリング室へと移動しました。

幾重にも重なった脳波の記録紙を1枚ずつ調べながら、先生は赤ペンで丸をところどころ付けていきます。丸が付けられるたびに心臓がバクバクしていましたが、先生は記録紙を全部見終えると、「うん、てんかん波はないね」と息子を見ました。

 

私は一気に冷や汗が噴き出ました。安堵の汗です。

「良かったです…」私はそれしか言葉が出ませんでした。

 

先生が丸を付けていたのは、「光点滅の箇所」「音刺激の箇所」などの反応箇所でした。実は隠れてんかん、というものもあって、1度や2度の脳波検査では現れないてんかん波もあるので、「完全にてんかんではない」という断言はできないようですが、現時点においては、てんかんの可能性はない、ということになりました。

 

病院が終わったあとの食事が「美味しい!」と思ったことは、この時が初めてでした。

壮絶な毎日では感謝することさえ忘れていたものが、この脳波検査にはありました。

 

私にとっての脳波検査はてんかんの有無だけではなく、本当に大切なことを改めて思い知らせてくれました。息子の健康な身体を、この手に抱けること。それがどんなに、恵まれたことだったのか。

 

発達障害は、薄暗いヴェールとなって私たち親の視界を遮ります。健康な身体を持って、この世に存在している。そのことだけでも恵まれているのに、私たちは灰色のヴェールの中で「光はどこにあるの?!」と叫んでいるだけです。

そのヴェールを上げさえすれば、まぶしい太陽の下で跳び回っている、あの子たちの笑顔が見えるのに。

 

忘れないでください。この世に誕生した時に握り返してくれた、この子たちの手の感触を。

私もすぐに忘れちゃうけど、こうやって記事にしていて、また思い出すのです。

忘れたら、一緒に思い出しましょう。そしてまた、歩き出しましょう。

 

ひとりでも多くの方が、明日からまた、頑張れますように。

 

 

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脳波検査と熱性痙攣

こんにちは!ココです。

来ていただいて、ありがとうございます。

 

今回はこれです。

 

● 脳波検査と熱性痙攣(けいれん)の関係

 

息子は乳幼児期、何度か熱性痙攣を起こしていました。小児科からはダイアップ(痙攣止めの座薬)を処方されていて、私のバックには常にその座薬が入っていました。

 

その頃、小児科の先生に言われていたのは「1日に2回痙攣を起こしたら、救急車を呼んで下さい」ということでした。実際、2回痙攣を起こしたことがあり、救急車で運ばれ、数日入院したこともありました。

 

ここでちょっと、熱性痙攣の捕捉説明を。

熱性痙攣とは、6ヶ月~5歳頃までの子供が、急激な発熱により意識障害や痙攣を起こす病気です。

通常38℃以上の急激な発熱で引き起こされます。一度熱性痙攣を起こした子供のうち、約半数の子がまた熱性痙攣を繰り返すそうです。しかし、成長と共に落ち着いてきて、小学校入学までにはほとんど収まる、と言われています。息子も、幼稚園に入園してからは一度も起こすことはありませんでした。

 

ちなみに日本では約8%の子供が熱性痙攣を起こすそうです。育児支援施設に遊びにいってお話をしていると、「うちもやったよ!」という言葉を割と聞いていたので、そう珍しい病気でもないようですが。

 

熱性痙攣は、未発達な脳神経細胞が急な体温の変化に対応できずに起こると言われています。これはその状態を見た人にしか分からないと思いますが、かなり怖いです。

急にくらり…と脱力したかと思うと、手足をガクガクガクッ!と震わせ始めます。目は見開いたまま宙を見つめ、全身の血の気が引いて、まるで死体のように青白くなっていきます(チアノーゼ)。

通常2、3分で収まりますが、本当に我が子がこのまま死んでしまうのではないかという恐怖で、一番最初の痙攣時は気が狂ったように息子の名前を泣き叫んでいました。

 

それから幾度か熱性痙攣を体験し、その対応も冷静にできるようになりました。

子供の顔は横に向けて、嘔吐物が喉に詰まらないようにだけはしますが、基本的には様子を見ます。左右の痙攣のばらつきがないか(右半分だけ、とか)、何分間の痙攣だったか(きちんと時計を確認します)。これは痙攣後病院に行ったときに聞かれる内容です。左右非対称の痙攣だったり、長時間だったりすると、ただの「発熱による」痙攣ではなく、脳の神経異常の可能性があるからだそうです。

 

 

痙攣後が収まるとボーッとするそうですが、息子はだいたい1分半ほどの痙攣のあと、そのまますうっ、と寝ていました。7年経った今でも、思い出すと胸がざわめきます。そのくらいショックな映像として脳裏に焼き付いています。

 

さて、発達障害専門医に通院して半年経過した頃。

お医者さんから、「そろそろ検査をしてみましょう」と言われました。wiscも何も、検査らしい検査は全然してこなかったので、息子にとっては初めての「検査」です。お医者さんから言われた検査は「脳波検査」でした。

 

脳波検査は、いつも診察をしてくれる先生ではなく、臨床検査技師という専門の方が検査をしてくれます。今までこれといった検査ができなかったのは、以前書いたように発達障害の外来予約が多すぎて、脳波検査の予約も同じように満杯だったからかもしれません。

 

とにかく、これといって「数値化」された検査をしてこなかった息子が、初めて脳波検査をすることになりました。発達障害のお子さんみんなが、脳波検査をするわけではないですよ?最初に述べた通り、息子は数度の「熱性痙攣」を起こしていたからです。

 

脳波検査は、主に「てんかん」という病気を発見するために行われます。このてんかんも様々な種別があるのですが、そのてんかんの一部の特徴として、物にこだわりやすい、些細なことで怒り出す、すぐに刺激される(易刺激性)、など発達障害に似た特徴をもつ患者さんも多いそうです。

また、てんかんをもつ子の一部に、発達の遅れが確認されることもあるとか。

 

私はてんかんをもつ人と子供の頃から幾人か面識があったので、「脳波検査=てんかんの検査」と即座に頭の中で結びつけてしまい、ショックで混乱してしまいました。

そう言えば、熱性痙攣の約3~5%がてんかんに移行する、と聞いたことがある。まさか、てんかんの可能性が…?

 

検査を前に、私の頭の中は真っ白になってしまいました。

 

 

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コンサータからエビリファイへ

こんにちは!ココです。

来ていただいて、ありがとうございます。

 

今日は発達障害の治療薬の変更について。

 

● 変更された薬コンサータからエビリファイ

 

 さて。自傷行為が激しくなって数週間。発達障害の専門医の受診予約日がきました。

「自分の首を絞める」という行為が出てきて、しかも酷くなっていってる、ということをお医者さんに伝えました。

 

自傷が始まる1ヶ月位前から、徐々に集中力の波が出て来ているな、という感じはありました

午前中は大丈夫だけど、午後からは髪ばかりいじって何もしなかった、とか、1,2校時は良かったけど3,4校時がダメで、また5時間目から集中できた、とか。

 

コンサータを初めて服用した時には、朝から夕方宿題を終えるまで、素晴らしい集中力をみせていた息子。ですが半年を過ぎたこの頃から、集中力にばらつきが出始めていたのです。

担任の先生と、体調が悪いのかな?そんな日もあるのかな?なんて話していた矢先の自傷行為でした。

 

お医者さんは暫し無言になり、「そうかあ…。じゃあね、薬を変えるね」

そうやって処方されたのがエビリファイでした。

初めてのエビリファイは1㎎。次の日からこの薬の服用は始まりました。

 

さて、薬が変わったことを担任の先生へ伝えて登校したその日。どんな状態だったかを聞くために放課後学校へ行きました。

今日はどうでしたか?と聞く私に、担任の先生は「何かね、まるで人形のようでした…。話しかけても目がうつろ、というか…焦点が全く合わないんです。力が抜けて、だらんとして…。何にも聞こえてないし、見えていないような感じでした」

 

その「人形のような」状態は家でも同じでした。

ボーッとしているというよりは、本当に人形のようなんです。目が空を漂い、魂が抜けちゃったような。ちょっと不気味な感じもしました。

 

 

話は息子から逸れますが、以前、とても明るい人だったのに仕事のストレスで一時期心が折れてしまったという、旦那さんのお友達と旅行をしたことがありました。

冬だったので、ストーブのまわりを椅子で囲んでお喋りをしていましたが、彼は薬を服用すると、殆ど喋らなくなりました。

話しかけると返答はするのですが、それだけ。彼曰く、頭の中にフィルターがかかったようにぼんやりして、何の感情も湧いてこないのだそうです。

 

彼は、訳もなく常に苛立って周りに当たってしまうのが辛くて薬を飲み始めたそうなのですが、薬を飲むと怒りがわかない代わりに、楽しいとか嬉しいというようなポジティブな気持ちも湧いてこないのだそうです。

 

私は空虚な息子の目を見て、そのお友達を思い出しました。

 

エビリファイは、抗精神病薬という分類に入ります。「精神病薬」と聞いただけで、ぐらっとしますよね。私も自分で調べていて、初めてこの分類を見た時には、胸を圧迫されるようなショックを受け、本当に数秒呼吸困難になりました。

 

この薬は、主に統合失調症うつ病双極性障害などの患者さんに処方される薬です。

「精神病…?まだ8歳なのに、精神病の薬を飲んでいるの…?」

 

その夜。私は一睡もできませんでした。

 

 

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音楽でインプリンティング!?

こんにちは!ココです。

来ていただいて、ありがとうございます(*^^*)

 

今日は息子流音楽療法?の続き。

 

● 音楽で「癒し」を心に刷り込んじゃおう!

 

私は基本的にテレビを見ません。見る時間もないし、気力もない。前述したように「ときめき」もないので、テレビを見ていても「楽しい!」と思えることが殆どないからです。

 

でもたまには「映像」で強制的に、パンクしそうな頭の中を切り替えたいときもあります。そんなときは、撮りためておいた番組を見ます。

あまり深刻に考えさせらるものは余計にグッタリしちゃうので、大抵は一話完結の海外ドラマ。ドラマでも日本のものだと「あ、あの場所知ってる」とか、「今のトップスの流行りってこんななのね」とか色々考えてしまって疲れるので苦手ですね。

 

そんな私のお気に入りのドラマの中に「BONES」というアメリカの法医学ドラマがあるのですが、この中で男の子が片思い女の子に音楽のミックステープを送る、というストーリーが出てきます。

「私もこんな風にミックステープを貰ってみたかったわ」という主人公に、旦那さんがミックステープを作って送ります。そこには、恋人になる以前に二人がはじけて踊った、懐かしい曲が入っていたのでした。

主人公がああ、この曲!という顔をすると、旦那さんは「恋人には誰だって想い出の曲ってものがあるのさ」と笑います。素敵なシーンでした。

 

音楽って不思議ですよね。懐かしいポップスをテレビなんかで聞くと、一瞬にしてその頃の情景がフラッシュバックします。昔流行った曲を聞いていて、高校時代の思い出がふと蘇ったりすることはないですか?

特にその曲に思い入れがなくとも、音楽はその時の記憶を再現する力が大なり小なりあるようです。

 

息子流音楽療法?のおかげで、音楽を聞く機会が急に増えた我が家。今までドライブ中は子供のDVDを見ているか無音状態でしたが、最近音楽も少しの時間ですが流すようになってきました。

 

 

 

そんな折、流していた曲の中で「あれ、この曲…」と、夫婦で同時に言ったものがありました。ピーボ・ブライソン&ロバータ・フラックの「Tonight, I celebrate my love」という結婚式でも定番のバラードです。

 

私たち夫婦は披露宴は行わず、挙式だけをしたのですが、その時挙式のビデオを専門の業者にお任せして作ってもらいました。この曲はそのビデオの中に挿入されていたものです。

私達は、一瞬同時にあの挙式を思い出していたのでした。あの若くて、愛に溢れていた自分を思い出し、何だかとても優しい気分になれました。

 

その後何度かこの曲を聞いたのですが、やはり聞くとネガティブな気持ちにはなりません。いつでも、優しい気分になれるのです。

 

これはインプリンティングの一種みたいだよね、と思いました。

インプリンティング、「刷り込み」とは、もともと動物行動学者のローレンツ氏が発見した概念です。カモが卵から孵ったときに、最初に目に飛び込んだ動く物体を親とみなしてずっと後を追いかける、という学習行動を指します。

発達心理学の分野でも時々目にする言葉ですね。人間の場合は、乳幼児期に養育者から教育されたことがその子の基本となってしまい、成長してもその変更がなかなかできない、とされています。

 

人のインプリンティングは、このように乳幼児期に限っているようですが。

でも音楽を聞いて、私の「挙式の瞬間に感じた優しい気持ち」が一瞬にして湧き上がってきたように、息子も何かしらの曲を聞いて、その時に感じた「ポジティブな気持ちを湧き上がらせる」ことも「刷り込み」できるんじゃない??

 

実際、毎朝流している「クラシック小作品集」。息子が笑顔になった、あのバッハのプレリュードが入っているCDですが、機嫌が悪い朝は確かに少なくなったんです。(全くなくなったわけではありません)

これは、その曲を聴いていた時の「笑顔になった気持ち」が、ふっと湧き出てくるから、という効果もあるのではないか。そう思ったんです。

 

 

私は試しに、休日の朝にボサノヴァを流してみました。(これは私の好み)

車の中ではカーペンターズAORと呼ばれるジャンルの曲(大人向けの落ち着いたロックやバラード)を。(こっちはパパの好み)

そうやって1ヶ月ほど経ったころ。

 

休日に誰よりも早く起きた息子。本を読んでいたのですが、後から私がリビングに入ると「ママ、音、ないね」

「音楽?聞く?」

そう言いながらボサノヴァを流し始めると。「あー、お休みの日の曲だー」

息子はそう言ってころん、と陽だまりの床に寝転びました。

「気分いい?」と聞くと、「うん。この曲聞くとのんびりするー」とのこと。

ちなみにドライブ中に聞くAORは、「これからどっかにお出かけ!」でワクワク気分になるそうです。

 

刷り込み、というほど大層なことではありませんが、「この曲を聴くとのんびりした気分になる」「この曲は楽しい気分になってくる」という、小さな切り替えスイッチの効果はあるようです。

毎回上手くいくわけではありませんが、「切り替えが難しい」という発達障害の特徴を持つ息子にとっては、切替ボタンをひとつ、手に入れたことになりました。

 

気持ちの切り替えがなかなか難しい!という特徴を持ったお子さんに、どうぞ試してみてください。そうやって、一人でも、1つでも。「あなた」を守れる「ボタン」が増えていくといいですね。

 

 

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コンサータの副作用

こんにちは!ココです。

来ていただいて、ありがとうございます>^_^<

 

今回は、息子が服用している発達障害の治療薬・コンサータの副作用について。 

 

● コンサータの副作用・息子の場合

 

さて、このコンサータ。普通の風邪薬とは全く違う特殊な薬なので、ちょっと説明すると。

基本的にコンサータは、朝1回飲むと、約1時間後くらいから多動や集中できない、といった症状が改善する効果が出てきます。12時間その効力は続くので、夕飯までは問題なく過ごせます。

 

コンサータは普通の薬のように、体重に対して何㎎、という処方ではなく、ADHDの症状の状態によって薬の量を調節するようです。息子は一番少ない18㎎を処方されていましたが、27㎎、36㎎など、その人によって処方される用量は変わります。

 

頭痛薬や歯痛止めなどの鎮痛剤は、飲むと4時間程度は痛みが落ち着きますよね。これは痛みのある部分からプロスタグランジンと言われるものが産生されているのだそうです。

鎮痛剤はこのプロスタグランジンが産生されるのを一定時間抑えるから「痛み」が治まったように感じるようですが、コンサータは同じく一定時間である12時間、神経伝達物質の働きを活性化させて、ADHDの症状を改善させます。

 

さて。このコンサータ、他の薬と同様に副作用が出てしまう方もいます。

主な副作用として薬剤師さんやお医者さんから聞いたものは 以下のものです。

 

1.   食欲の低下

2.  不眠(寝つきが悪い、夜中に何度も目が覚める)

3.  発熱

4.  チック(まばたき、奇声、顔を振るなどを繰り返す症状)

5.  じっとしたり、言葉が少なくなる

6.  脈が速くなる

  
 
息子の場合は、1の食欲の低下と2の 不眠、という副作用が出ました。
 
普段は本を読んで、その後10分ほどお喋りをすると寝落ちしていたのですが、コンサータを飲むようになってからは、本を読んでも1時間以上「寝れなーい、寝れなーい」と言ってベットをごろごろ転がっていました。
夜中に突然起きて私を叩いて起こしてみたり、誰かがトイレに行った音でぱちっ!と目覚めて喋り出したりといった日もありました。私的には、「眠りが浅くなっている」ように見えましたね。
 
そんな風なので当然朝はスッキリ起きられず、毎朝起こすのに苦労しました。おまけに凄く機嫌が悪い。眠いので当たり前なんですが。
 
しかし不眠よりもはるかに顕著な副作用は、食欲の低下でした。コンサータは朝食後に飲ませていたので、朝食は普通に食べていたのですが、コンサータの効いている時間、学校での給食は全くと言っていいほど食べなかったようです。
牛乳を30㏄、パンを3分の1、キュウリを一切れ。以前担任の先生から聞いたのは、こんな量でした。
 
日によっては本当に一口も手を付けない時もあったようです。デザートのある時さえ残していたそう。集金日になると、「給食費を頂くのが申し訳ないです」と先生が嘆くほど、食欲は低下していました。
息子に聞くと、「お腹がいっぱい、というよりもお腹に隙間がない感じ。見ても食べたい、って気持ちが湧かない」そう。
 
これは学校から帰ってからも続き、1年生の最初の頃までは楽しみにしていた「おやつ」も、全く欲しがらなくなりました。大好きなチョコレートを見ても、全然触手が動きません。
夕飯を食べる時間になると、徐々に薬の効力が切れてくるようで少しは食べていましたが、それでも小学低学年の子が食べる量としては全然足りないんですけど、という感じでした。
 
 
 
当然ながら体重は減少。もともと痩せている子でしたが、あばら骨が浮き出て、プールで他の子供たちと並んだ時なんかは、泣けてくるほど我が子が細く弱々しく見えてしまいました。
 
この不眠と食欲低下は、約半数の割合で出てくる副作用のようです、と薬剤師さんが言っていました。小学生は体を作る大事な時期なので、朝食や薬を飲まない休日に栄養を摂れるように工夫してください、とも指導されました。
眠りが浅いことにより睡眠も十分にとれないため、この頃から体調を崩しやすくなりましたね。インフルエンザなんか、予防接種したにもかかわらずA型もB型も両方感染して大変な思いをしました。
 
学校のない土日に休薬するのは、こういった副作用による体調の下降を止める目的もあるようですが。
それよりも実は重大な副作用があるのです。それは、コンサータに含まれているメチルフェニデート塩酸塩は、長期間服用することによって依存性が出てくる可能性がある、ということ。
 
ただ、覚せい剤と同じ成分が入っているとは言っても、徐々に体内に溶け出すよう作られた特殊な薬なので(覚せい剤は体内に取り込まれると一気に血中濃度を上げるので多幸感が出るそうですが、コンサータは少しずつゆっくりと時間をかけて溶け出すように作られていますので、多幸感はないそうです)、一般的なイメージの「覚せい剤依存症」にはならないみたいです。
 
しかしながらたまに、「これがないと落ち着けない」「薬が切れたら不安で仕方ない」といった精神的な依存が出る場合があるとのこと。不眠なんかよりよっぽど怖いですね。
息子は年齢も低いので「依存」という意味も分からないまま過ごしましたが、中学生あたりからはちょっと心配ですね。
 
今回は息子の副作用を記事にしてみました。副作用は人それぞれですし、全く出ない方もいると思います。コンサータをご検討の方は、一例として参考にして下さいね。
 
 
 

音楽療法??

こんにちは!ココです。

来ていただいて、ありがとうございます。

 

今日は癒しのお話。

 

● 息子流音楽療法??

 

 

さてさて。ソウゼツな時間を日夜修行していくママにとって、癒しの時間はとても重要です。しかし、ときめきや趣味と言われて、「…私って何が好きだった…??」と真剣になって考え込んでしまう私には、「癒し」と言われても全く思いつかず…。

 

そんなある日、片付け物をしていて、ずっしりとした籐のかごを棚の奥から掘り出しました。ものすごーく重いソレは、何年も聴くのを忘れていたCDたちでした。

あー、こんなものあったなあ…。

 

音楽なんてしばらくちゃんと聞いてなかった私。息子が産まれる前までは、普通に音楽が生活の中に存在していたのに。好きな曲が車や部屋の中に、そよ風のように流れていた頃。

いつから音楽を聴くのを忘れてしまったんだろう…。

 

久しぶりにCDをプレーヤーに入れて、聴いてみました。取りあえず手前にあった、クラシックのちゃんぽんCDを。

それは「アヴェマリア」や「子犬のワルツ」などの有名どころが、各々3~5分程度ずつ入っているCDでした。そこに、休日でゆっくり朝寝をしていた息子が起きてきました。

 

いつも不機嫌な顔をして、何かにイラつくように唸りながら起きてくる息子でしたが、この日はドアを開けてリビングに入ってくるなり、

「…あ、いい曲」

と言って、スピーカーの前に座り込んだのです。

 

 

え…?いい曲?なにが?

ボーッとして聴いていた曲を慌てて確かめました。それはバッハの「プレリュード」という曲でした。

パイプオルガンで弾かれた、典型的なバロック音楽です。

 

そのCDでは1分半の長さしか演奏されなかったのですが、息子は曲が終わってからも「いい曲だねー」と笑っていました。

 

…凄いっ…!なに、この朝一番の笑顔はっ?

クラシックだからか?そー言えばモーツァルトが胎教にいいって言うので、私は妊娠中によく聴いていたけど、やっぱクラシックってのはそんな癒しの効果があるのか??

 

私は興奮しながらその後もCDをかけ続け、息子の反応を見ていたのですが。

 

ショパンもドビッシーも、あの植物にも酒造りにも絶大な効果を発揮していると言われる、ヒーリングの王様モーツァルトも、あまり反応はしませんでした。

試しにもう一度「プレリュード」を再生させると。また、息子はスピーカーに耳を傾けていました。

 

それからしばらくして、学校のカウンセリング室に息子とカウンセラーさんと、もう一人の児童とで質問ごっこをしていたときです。

「好きな音楽は?」という質問に、息子は

「あれ、何だっけママ、バッハの…」「…プレリュード…??」「そう、プレリュード!」と元気よく答えていました。

え…?そんなに好き??

 

そこで私は、レンタルCDでバッハの作品を借りてきました。しかしバッハなら何でもいいというわけではなく、「プレリュード」に似たような旋律のもので、且つパイプオルガンで演奏されたものが息子の好みである、ということが分かりました。

 

へえー、そーなんだあ。

モーツァルト発達障害で、落ち着きを得るために「自分で心地よい」旋律を作曲していた、と言われているそうですが。同じ発達障害でも、「心地よい」と感じる旋律はやはり人それぞれなんですね。

 

 

ちなみに、バロック音楽はテンポが安定しているのでリラックス効果があると言われているそうです。

 

かくいう私も、モーツァルトよりはバッハの方が好みでしたね。小学生の頃にちょっとだけピアノを習っていたのですが、バッハの曲をピアノの先生から練習曲として渡されたときは、本当に旋律が綺麗で、めずらしく何回も練習したのを覚えています。(今は全く弾けないなあ…。残念な私…( ̄▽ ̄) )

 

ところで、発達障害児向けの音楽療法というものもあるようですが。

こちらは主に、音楽を聴いたり演奏したりすることで自己表現力を養ったり、リトミックのように音楽に合わせて体を動かして運動機能を伸ばしたり、集団で音楽活動することによって社会性を培ったりすることができるようです。

 

 

息子はリトミックも集団での活動も嫌いなので(苦手ではない。嫌い。ここ、難しい…(一一") )、息子にはこの選択肢はありませんが、「うちの子には合うかも!」と思う方は、療育の選択肢の1つに取り入れてもいいかもしれませんね。

 

そんなわけで、最近は毎朝音楽を流しています。毎回機嫌よく、というわけにはいきませんが、理由もなく苛立つ気持ちを緩める効果が少しはあるようです。

大人でも、音楽で気分を切り替えられることってありますよね。

 

その子によってノリノリのロックが良かったり、アルファー波音楽が良かったりと、心地よさはそれぞれでしょうが、何かひとつでも、「気分いいな(*^^*)」と感じられる音楽が見つかったらいいですね。

 

私もレンタルCDで自分の好きなジャンルを探し始めました。(ネット上よりもジャケットを片手にゆっくりCDを選ぶのが好きです)

長年求めていた「癒し」がひとつだけ、見つかったようです(*^-^*)

 

 

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ママの時間

こんにちは!ココです。

来ていただいて、ありがとうございます>^_^<

 

今日は日々発達障害の子供と奮闘する、ママについて。

 

● 「自分」を褒める!!!

  

私は息子が生まれてからというもの、毎日が戦争のような日常を送ってきました。赤ちゃんのときはまとまって寝てくれないために寝不足となり、偏頭痛、胃潰瘍、様々なウイルスによる病気に悩まされました。

 

とにかく手のかかる「育てにくい子」。成長するごとにその「育てにくさ」は形を変え、しかも膨張していきます。

 

発達障害と分かってからも、一瞬は心が軽くなったものの、大変さが軽減するわけでもなく。

もうこの頃には、自分が何が好きだったか、どんな趣味があったのかさえ本気で忘れてしまうほど、「自分」というものが「無くなってしまった」気分が蔓延していました。

 

今でも覚えているのですが、息子が幼稚園に入園して初めて、子供を抱きながらママが前に一人ずつ立って自己紹介と趣味を一言話す、という時間がありました。

「子供が寝てからネイルをする時間が楽しみです」

「英会話をやっているので、それが趣味です」

そんなママ達の癒し時間を聞きながら、へえー、なんて思っていたのですが。

いざ自分の番が近くなってきて、焦りました。

好きなもの、趣味。何にも思い付かないんです。確かに独身の時はあったのに。結婚しても、何かにわくわくしながら過ごした時間はあったはずなのに。

 

もう、本当に何にも楽しいと思えるものがなくなっていたんですね。それがあまりにもショックで。愕然とした気持ちを今でも鮮明に思い出せます。

 

 

それから何年も。楽しい時間、趣味。そういったものを見つけられずにいました。

見つけられない、というよりも、何にもときめかない、といった方がお分かりになるでしょうか。心を何にも動かされないんですね。

不安や葛藤、恐怖や怒りといったマイナスな方向には、すぐ気持ちが揺さぶられてしまうのに。

何かにときめく、感動する。そういった「感覚」さえも忘れてしまったようでした。

 

でも、断言します。毎日発達障害の我が子と向き合い、決してこの子たちの手を離さないようにするためには、ママの癒しの時間は絶対に必要です。

 

日々、思うんですね。発達障害の子のための本や受け入れ先はあるのに、どうしてママの心の受け入れ先はないんだろう、と。

 

ご主人や他の家族が、この問題を共有できている方はいいのですが、多分多くのママは孤独です。我が家もパパと不仲なわけでは決してありません。が。

平日は朝早く夜遅く、息子と全く顔を合わせない生活のパパに、私と息子の壮絶な毎日が理解できるわけがありません。理解できないのではなく、分からないんですね、実際に見ていないから。

泣きながら訴えても、見ていないものを感じる温度差は、決して埋められないのです。

 

そんな私達に必要なのは、まず自分を癒してあげること

「今日も怒っちゃったけど、寝る時には抱っこしてあげられた。この子が寝る前には怒りを鎮めることができたよ。頑張ったね、私」

そうやってまず、自分を褒めてあげる。

そして、自分自身の「理解者になってあげる」ことです。

 

パパも友達も両親も。誰も分かってくれない…。そんな絶望的な気持ちで毎日を過ごしてきた私。自分の首を絞める息子を目の前に、途方もない孤独感は増していくばかりでした。

だから、同じように悩むあなたの気持ちも、すごく分かります。

私たちはそうやって、「誰かにこの気持ちを分かってもらいたい」と懇願するばかりでした。辛いんだね、と。頑張ってるんだね、と。

誰かにそんな風に認めてもらいたい。だから孤独感を募らせるんです。

 

 

じゃあ息子は?息子もそうなのかな。

まだ自分の複雑な気持ちを、言葉で表現できるほどの語彙を持たないから説明できないだけで、同じように思っているのかな。

僕のこんな気持ちを分かってもらいたい、頑張っている僕を誰か認めてほしい、って。

 

そう気が付いたら、思わず涙があふれてきてしまいました。

同じ、だよね。私も、息子も。同じように悩む、このブログを読んでくれているあなたも。

 

誰かに理解してほしい、認めてほしい、というのは心理学用語で「承認欲求」といいます。社会の中で生きる人間にとって、他者から認められたいと思うのは、ごく自然な欲求なんですね。

 

難しく考えてもよくわかりませんよね。だからまず、毎日自分を褒めてあげることをやってみましょう

何でもいいんです。「今日も夕飯用意できた」「息子の癇癪に1回は反応しないでやり過ごせた」「おやすみ、の時に笑って答えられた」

そうやって、「わたし」が「わたし」をまず癒してあげましょう。

 

本当に小さなことだし、肝心な癇癪息子に何の影響があるのが関係性がつかみにくいのですが。

続けると確かな効果が出てきますよ。約束します。

 

自分を自分が「認めてあげること」「理解してあげること」で、ギスギスした心に余裕が生まれて、子供の癇癪に対応する態度も、少しずつですが柔らかくなっていくのが分かってきます。時間はかかりますけどね。

でも確実に、息子の癇癪も変わっていきました。「癇癪そのもの」はまだまだ多いですが、200%の勢いだったのが、今は120%くらいかな?規模が小さくなりました。

 

このブログを読み終わったら、何でもいいので自分を褒めてあげてくださいね。毎日、自分を褒めて癒してあげてください。

そして明日から、また一緒に頑張りましょうね(*^^*)

 

 

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